1955年、アルネ・ヤコブセンは、未来的なイメージのSeries 7™(セブンチェア)の製作により、椅子のデザインに新たな地平を切り開きました。決して古くならない、永久的なデザイン、と評する人もいます。積み重ね可能な椅子としてデザイン史上、最も販売された同作品は、スタイル・アイコンとなり、時代を感じさせない傑作のひとつとしての評価を受けています。
2015年、Series 7の60周年を祝して、フリッツ・ハンセンはデンマークの芸術家Tal Rに新たな9色のセブンチェアの製作を依頼しました。
Tal Rは、色彩における至極のセンスにかけて世界に名だたるデザイナーであり、それは、セブンチェアにおいて彼が選んだ美しい色にも明白に表れています。新登場のカラーシリーズは、デザインに新鮮な息を吹き込み、アルネ・ヤコブセンの象徴的なチェアを新たな魅力と共に生まれ変わらせました。