大理石は、驚きに満ちた素材です。長い年月をかけてつくられる大理石には、もっとも古くて5億4000万年前のものもあります。
大理石は、昔から人間が使ってきた貴重な天然素材です。長い年月をかけてつくられる大理石は、ふたつとして同じものは存在しません。なかには化石が含まれるものもあり、テーブルトップとして使われる素材の見た目をよりナチュラルかつユニークなものに仕上げています。
フリッツ・ハンセン社では、ポール・マッコブのプランナーテーブルやポール・ケアホルムの様々なテーブルに大理石を使用しています。大理石をこよなく愛するケアホルムの製品には、一部の稀少な大理石も使用されています。現在は、古代から採石が営まれていたイタリア・カッラーラの世界最古の採石場から採掘されたホワイト大理石をはじめ、スペイン、ギリシャ産の大理石も使用しています。
1872年以来、木材はフリッツ・ハンセンの事業の中核を担ってきました。森林に囲まれたコペンハーゲン郊外のアレロッドに私たちが本社を構える理由は、実はここにあります。 フリッツ・ハンセンの製品は、多種多様な木材を原料とする無垢材や成形合板からつくられています。色や質感、そして模様や強度に至るまで、一つひとつの製品はユニークで、独自のストーリーをもっています。 私たちは、接合される木材のパーツに外見のばらつきがないよう、細心の注意を払っています。同じような外見の木材を使うことで、バランスのとれた美しい製品に仕上がります。 今日、フリッツ・ハンセンで使用される木材は持続可能性に配慮したヨーロッパの森林から調達されています。2023年には、すべての木材がFSCまたはPEFC認証を取得する予定です。