パリ右岸の格調高い8区の中心に新たに本社オフィスを構えた投資銀行ラザード。由緒あるオスマン通り173〜175番地の建物は、タイムレスでありながらも先見性を感じさせるデザインへと見事に生まれ変わりました。そこには、美しく幸せに生きるためのフランス流アール・ド・ヴィーヴルも息づいています。

活気に満ちたパリ中心部のオスマン通り173〜175番地に佇む建物は、何世紀にもわたってフランス企業を迎え入れてきました。2020年、建物はラザード、建築会社・PCA-STREAM、デザインエージェンシー・RF Studioとのコラボレーションによって丁寧に修復されました。

時代遅れのオフィス空間の残骸から生まれたラザードの新しい本社オフィスは、タイムレスでありながらも気取らないパリらしいエレガンスを体現したデザインです。シンプルで明るく、チームスピリット、温もり、インクルージョンを重視しています。抜群のモジュラリティを誇る空間は、最大400人以上を収容できる柔軟性を備えています。

メインロビーを飾るのは、ハイメ・アジョンのラウンジチェア、ロオチェア。シンプルでありながらも落ち着いた雰囲気を添えています。ロオチェアの名前は、デンマーク語の「静寂」という言葉に由来します。その名に相応しく、チェアのカーブに身を任せてくつろいだりじっくり考え事をしたり、自分だけの時間を過ごすのに最適な空間です。4本脚のベースは、サテン仕上げのアルミ製ベースとクリアラッカー仕上げのオークのウッドベースの2種類展開です。