キャスパー・サルトがフリッツ・ハンセンのためにデザインしたプルラリステーブルがどこまでも延長可能なデザインにリニューアルされました。クラシックな表情と最高品質の素材を備えたフレキシブルなテーブルは、マルチに活躍する書斎机、ゆったりとしたダイニングテーブル、さらには優雅なミーティングテーブルとして職場はもちろん、自宅のニーズにも応えます。受賞歴を誇るデザイナー、キャスパー・サルトがリニューアルされたデザインと人々を温かく迎え入れてくれるワークスペースの重要性について語ってくれました。
プルラリスは、木挽き台からインスピレーションを得ています。木挽き台とは、家具職人や工芸家が木材などをのこぎりでひいて用材に仕立てるための実用的なオブジェです。プルラリスは、テーブルの両端にあるふたつの「木挽き台」で構成されており、これがテーブルトップを支え、延長可能なデザインが実現しました。静けさに満ちた全体的な見た目と外に向かってカーブする脚が、人々を温かく迎え入れてくれるやわらかなデザインを生み出しています。私はこれを「ソフトアプローチ」と呼んでいます。
私たちは、もっとゆったりとしたテーブルをつくりたいと思っていました。そのためには、さらなるサポートが必要だったのです。新しい脚がデザインされたのは、まさにこのためです。サポート部分は、木挽き台の既存の脚と美しく溶け込みながらも、さらなる安定性を提供できるよう設計されています。