Rugby School Japan

千葉県


より良い教育機関をめざして

教育空間のデザインは、生徒と教師の双方の教育体験を形づくる上で重要な役割を果たします。都心から車で1時間というアクセスの良い千葉県柏市に開校した英国名門パブリックスクール「ラグビースクール」の日本校(11歳から18歳を対象とした寮制・通学制のインターナショナルスクール)では、校舎と学生寮のインテリアにフリッツ・ハンセンの製品が使用されています。熟考を重ねて選ばれたこれらの製品は、生徒の人間としての成長と学業面での成長を共に促す、ダイナミックでインスピレーションに満ちた環境づくりに貢献しました。

2023年9月に開校したラグビースクールジャパン(RSJ)は、生徒たちに卓越した教育体験を提供するという目的を実現するにあたり、学びと生活の両方の場のデザインに徹底してこだわりました。同校の理念である「全人教育」は、あらゆる側面において生徒と教師の成長を育むことに加え、より良い教育機関をめざす上で美意識と機能性がいかに重要であるかを強調しています。

「家具のセレクションに関しては、美しさと心地よさ、そして耐久性といった要素をすべて満たしてくれる環境づくりに焦点を置きました」と、同校の初代校長を務めるトニー・ダービーは解説します。「私たちがめざしたのは、生徒たちの協業と社会的な交流を促進させ、総合的な成長をサポートしてくれる空間です」

家具選びの段階では、美しさと実用性、さらには耐久性といった要素を満たす製品が選ばれました。同校の理念と、学業と日々の生活の両方により良い影響を与える、インスピレーションあふれる空間でありたいという想いに即していることを確認した上で、ひとつひとつの製品が丁寧に選ばれたのです。

「時代を超えて愛される美しさと機能性で知られるフリッツ・ハンセンのデザインは、順応性の高い豊かな教育環境をめざす私たちのビジョンと合致していました」とダービー校長は語ります。「優れたデザインが子どもたちと教師たちに与える影響は計り知れません。インスピレーションあふれる環境を提供する上で、フリッツ・ハンセンの製品はきわめて重要な役割を担っています。これらの製品は、創造性を促進させるだけでなく、生徒と教師の両方の生活をより豊かにしてくれるのです。こうしたことは、インスピレーションが不可欠とされる質の高い教育を追求する私たちの理念にも即しています」

同校のエントランスと廊下には、アルネ・ヤコブセンを象徴する作品であるエッグチェアとスワンチェア、スワンソファがテーブルシリーズの周りに配され、くつろいだり、交流する機会を促しています。学生寮に配されたファウンやフリチェア、N02リサイクル、ルネソファ、ジョインテーブルが順応性の高い豊かな空間を提供することで日常生活に彩りを添えます。読書室のフレッドは優れた品質を追求する同校の姿勢を映し出しながらも、インスピレーションと心地よさを与えてくれます。

生徒とその家族が、デザインが学びと生活の場を変える力に気づくことにより、卓越した教育体験に対する同校のコミットメントはさらに揺るぎないものとなりました。そして、より良い教育機関をめざすために、今後もフリッツ・ハンセンとのコラボレーションを継続したいという想いを強くしたのでした。