読書や食事に最適な明るさから、夕暮れを連想させる優しい明るさまで、好みの明るさに調整できる3段階調光機能を備えたポータブルランプ、ソラエ。光源が直接見えない絶妙な高さとプロポーション、そして手にすっぽりと収まるオーバルシェイプが魅了です。 「機能性と照明自体のデザイン、そしてそれがどのように光を放つのかといった点に気を配りました」とデザイナーのセシリエ・マンツは語ります。「そこで重視したのは、ただ雰囲気を作り出すのではなく、実際に照明として機能するものを作ることでした。テーブルの真ん中に置いても光が強いと感じずに食事をしたり、心地よい時間を過ごしたりできるような照明を目指しました」
受賞歴を誇るデンマーク人デザイナーのセシリエ・マンツはモダンミニマリズムの達人だといえます。彼女は2007年にフィン・ユール建築賞(Finn Juhl Architectural Prize)ならびに家具賞を、2008年にはベルリン芸術賞(Kunstpreis Berlin)、2009年にはブルーノ・マットソン賞(Bruno Mathsson Prize)、2011年にはソーバル・ビンデスブル・メダル(Thorvald Bindesbøll Medal)を受賞するなど、数々の名誉ある賞を受賞しています。また、彼女の作品は ニューヨーク近代美術館やデザインミュージアムデンマークなどのランドマーク的な施設において常設展示されています。優れたデザインを生み出し続け、斬新なフォルムや新しい素材を取り入れたデザインで絶えず私たちに驚きを与えるマンツの才能は賞賛を得て、2014年にはデンマーク・クラウン・プリンス・カップル文化賞(Crown Prince Couple’s Culture Prize)を受賞しました。