SHAPING THE EXTRAORDINARY

『SHAPING THE EXTRAORDINARY』は、150年という歴史を誇るフリッツ・ハンセンのデザインやクオリティ、クラフツマンシップ、コラボレーションの世界を紐解く短編動画シリーズです。本シリーズは「卓越したデザインとは何か？」、「卓越した作品を生み出すコラボレーションの秘訣とは？」、「アルネ・ヤコブセンやポール・ケアホルムなどの巨匠たちの作品がアイコンとしての地位を確立し、何十年にわたって人々から愛されるのはなぜか？」といった問いへの答えを探求します。その一方、フリッツ・ハンセンは未来に目を向けながら、サステナビリティとクラフツマンシップがイノベーションとデザインが交わる場所はどこか？　というテーマについても考察します。

1872年、フリッツ・ハンセン創業

先見性あふれるコラボレーション

現代が誇る著名なアーティスト、建築家、デザイナーたちがフリッツ・ハンセンにおけるコラボレーションとイノベーションの文化について意見を交わします。第1話では、先見性あふれるコラボレーション、一流のクラフツマンシップ、工業生産への先駆的なアプローチの融合よって卓越したデザインレガシーが生まれた経緯を探求します。

アルネ・ヤコブセン

美しさを超越する形

いまを生きるデザイナーや建築家たちの声を通じてアルネ・ヤコブセンの作品を再発見しましょう。第2話では、建築家のビャルケ・インゲルス、デザイナーのキャスパー・サルト、キュレーターのカルラ・ソッツァーニ、建築家および作家のマイケル・シェリダンがヤコブセンを象徴するデザインへの想いと体験談を分かち合います。

ポール・ケアホルム

シンプルさの芸術

“未来の建築家”と称されるミニマリズムの名匠ポール・ケアホルムは、デザイン史に決定的な影響を与えた人物です。第3話では、ケアホルムにとって「明瞭、シンプル、エレガント」が何を意味したのか？　という問いの答えを知る人々とともにケアホルムの思考の類型学について考えます。デザインの専門家や娘のクリスティーヌ・ケアホルムをはじめ、ケアホルムと近しい関係にあった人々が作品のディテールを探求したり、考察したり、思い出話を語ったりする様子をお楽しみください。

卓越したデザイン

境界を超える

卓越したデザインとは、いったい何でしょうか？　それは、どのような外見をしていて、私たちにどのような効果をもたらすのでしょうか？　第4話では、キュレーターのカルラ・ソッツァーニ、建築家のビャルケ・インゲルス、アーティストでデザイナーのハイメ・アジョン、デザインミュージアム・デンマーク館長のアン＝ルイーズ・ソマーが卓越したデザインに関するそれぞれの視点と意味について語ります

クラフトとクオリティ

永続的なデザイン

美しいものをつくることは、時の流れに耐えながらも時間とともに優美に変化していく質の高いものをつくることです。第6話では、現代のデザインおよびアート界を代表する著名人たちがクラフツマンシップとクオリティ、さらには彼らが取り組み、ともに生きるデザインにおけるそれらの意味について考えます。

ヒトと地球

デザインの力

地球とその資源のために責任ある行動を取ることは、デザイナーだけでなくメーカーの義務でもあります。第5話では、第一線で活躍するデザイナーやアーティスト、建築家たちがサステナビリティという課題について考察します。「クリエイターにとって地球環境に配慮することとは？」というテーマをめぐり、ひとりひとりが考えを述べています。