レザー

フリッツ・ハンセンでは、多彩なレザーのバリエーションを幅広く展開しています。一つひとつがユニークで、同じものは存在しません。レザーは、美しさと耐久性を兼ね揃えた素材として広く利用されています。 レザーは天然素材です。そのため、虫刺され跡、キズ、シワなどの模様がもともと備わっています。こうしたナチュラルマークは、レザーに個性あふれる唯一無二の表情を添えます。 このほかにも、レザーごとの色味の違いや一枚のレザーの中に色ムラなどが見られる場合もあります。

アニリンレザー

グレースレザー、エンブレイスレザー、ナチュラルレザー、ラスティックレザー、バッファローレザー、ナイジャーレザー、ワイルドレザー、バフレザー、ロウレザー

アニリンレザーは、張り地のバリエーションの中では最上級のものです。たった5%の生皮だけがアニリンレザーとして使用できる品質を備えています。表面は未加工・未処理のため、天然のレザー特有の美しさと個性がお楽しみいただけます。アニリンレザーは、卓越した使い心地の良さ、通気性、柔らかさを備えた素材です。表面の毛穴を通して「呼吸する」ことができるだけでなく、接触時の熱を吸収・放出します。時間の経過とともに美しい自然な艶が生まれます。塗装されたアニリンレザーは、日光に触れることで徐々に色が薄くなります。塗装されていないナチュラルレザーは、光に触れることでダークカラーへと変化します。

セミアニリンレザー

ソフトレザー
生皮の中でセミアニリンレザーとして使用できる品質を備えているのは、全体の10〜15%です。セミアニリンレザーは、生皮本来の自然な表面の構造を残しつつも、表面は軽く処理されています。そのため、日光、ホコリ、オイルへの耐久性に優れています。型崩れしにくいため、家具の張り地として極上の座り心地を提供します。

コレクテッドレザー

オーラレザー、エッセンシャルレザー、インテンスレザー
コレクテッドレザーは、均一な色味、優れた耐久性、独特な風合いが特徴的なレザーです。塗装やコーティング処理の前にサンディングや型押し処理されているため、ナチュラルマークはほとんど目立ちません。耐久性に優れているだけでなく、お手入れも簡単なため、使用頻度の高い場所で使用される家具の張り地として人気です。

お手入れとメンテナンス方法

ソフトタイプのブラシを装着し、定期的に掃除機をかけてください。

クリーニングとシミの除去

汚れを落とす必要がある場合に限り、湯とソープフレーク(無添加の固形石鹸を粉状にしたもの)をご使用ください。沸騰させた1リットルの湯にテーブルスプーン2〜3杯分のソープフレークを溶かして石鹸湯を作ります。柔らかい布を使って石鹸湯の泡だけを家具の表面に均一に広げます。乾いた柔らかい綿の布で余分な水気を拭き取ります。家具がしっかり乾くまで、ご使用はお控えください。 シミや退色を招く恐れがあるため、レザーの部分的なクリーニングはおすすめしていません。 シミ取り剤を使用された場合は、保証の対象とはなりません。

注意

鋭利なものは、レザーを傷める恐れがあります。色落ち加工されていない洋服は、レザーを永久的に変色させる場合があります。 レザー張りをした製品は、直射日光の当たる場所やストーブなど熱を発するものの近くに長時間置かないでください。
布張りをした椅子は、スタッキングによって布に圧痕ができる場合があります。圧痕を最小限に留めるためにも、段ボールと薄いフォーム材を椅子と椅子との間に挟み、スペーサーの圧力が分散されるようにしてください。それでも、圧痕がつかないことを保証するものではないことをご理解ください。

製品

家具:チャイナチェア シートクッション、ドロップ、エッグチェア(フットスツールを含む)、フレッド、グランプリチェア、レット、リリー、リトルジラフ、リッソーニソファ、ルネソファ、N01™️ シートクッション、オクセン、オックスフォード、PK4™, PK8™️、PK9™️、PK11™️、PK20™️、PK22™️、PK24™️、PK26™️、PK31™️、PK33™️、PK40™️、PK80™️、PK81™️、PK91™️、ポットチェア、セブンチェア(シートクッションを含む)、3300シリーズ、スワンチェア、スワンソファ、ヴィコデュオ
アクセサリー小物:バケツ、デスクパッド、ドットスツール、ハイドットスツール、プフ、ウェーブ