ハイメ・アジョンの独自の感性とユーモアは、ラウンジチェアからダイニングチェアまで、彼の作品すべてに滲み出ています。 1974年にスペインで生まれ、バロックやサーカス、スケートボードカルチャーといった多彩な文化にインスパイアされたハイメ・アジョン。彼が創り出す作品は、あたたかみと遊び心が溢れています。 若き日のハイメはスケートボードカルチャーやグラフィティアート没頭し、後の作品にも通じる繊細かつ大胆で遊び心あふれる表現の基礎を築きました。マドリードとパリで工業デザインを学んだ後、1997年にデザインとコミュニケーションのためのリサーチセンター「ファブリカ」に研究生として参加。そこで伝説的なクリエイティブディレクターのオリビエーロ・トスカーニのもとで研鑽を積み、学生からデザイン部門の責任者へと躍進しました。 それから8年後に独立し、デザイナートイ、陶器、家具のコレクションを発表。その後、インテリアデザインやインスタレーション、アート作品へと活動の幅を広げていきました。 2011年以来、ハイヨンのデザインとアートに対する独自のアプローチは、フリッツ・ハンセンのコレクションをより充実させ、長く愛される数々のデザインを生み出してきました。花瓶やキャンドルホルダーといったアクセサリーから、空間のアクセントになるソファ、テーブル、チェアに至るまで、ハイメの作品は唯一無二の楽しげな雰囲気を創り出しています。