ボディル・ケアー

1932年-

建築家(デンマーク建築家協会会員)、デザイナー、大学教授の肩書きを持つボディル・ケアー。デンマークのユトランド半島で育った彼女は、修学と仕事のためにロンドンとニューヨーク、そしてワシントンD.C.で一時期を過ごしました。今日、彼女の経歴書は56ページを超すものになっています。キャリアを通して、デンマーク人建築家のアルネ・ヤコブセンや米国人デザイナーのポール・マッコブを含む、デザインや建築分野における数々の重要な人物と仕事をしてきたケアー。彼女は世界中の著名なデザイナーや建築家とのコラボレーションとは別に、自身の名声も高めています。

ボディル・ケアーは、彼女の世代では数少ない女性建築家でありデザイナーでした。建築家やデザイナーになることはケアーにとっての元々の明確なキャリアプランではなく、彼女はただ新しいスタンダードを定め、自分自身を向上させたいという衝動に駆られて突き進んでいました。

テーブルランプのクロス・プレックスは、ケアーの代表作の一つであると同時に、絶対的に必要なものだけをデザインするという彼女の使命を表す好例といえます。ケアーは自身のデザインを「建築の構成要素」と呼び、デザインへの取り組み方を「問題解決アプローチ」と呼んでいます。彼女のデザインは機能的、経済的、美的問題を解決するものだということです。