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仕様

PK9™

ポール・ケアホルム (1960年)

ポール・ケアホルムによるデザインのサイドチェアPK9™は、そのユニークな形のため「チューリップ・チェア」として知られています。そのフォルムは、支柱であり、レザーの座面を支える脚としての役割を果たす、3片のサテン仕上げのステンレススチールにより特徴づけられています。この椅子のシェルのフォルムは、妻ハンナの身体が海岸の砂浜に残した跡にインスピレーションを得たものだと言われています。後のデザイン過程においては、四角く盛った粘土にハンナが腰かけ、その粘土を石膏で型取りすることで最も快適な座面を求めました。このPK9のデザインストーリーは、完璧な形状の探求への妥協を許さないケアホルムの姿勢を語っています。PK9に最適な組み合わせのテーブルとしてPK54があります。PK9のベースはサテン仕上げのステンレススチール製、シェルの張り地は数種類のレザーからお選びいただけます。
 
ルックブック:ポール・ケアホルム

PK9™

デザイナー : POUL KJÆRHOLM

詳細
Poul Kjærholm

ポール・ケアホルムは、家具職人としての修業を受けた後、デンマーク美術工芸スクールで学びました。建築素材に強い関心を持っていた彼は、家具の素材としては当時まだ一般的ではなかったスチールも、木などと同様、芸術的な繊細さをもつ天然素材であると考えました。 卒業後はフリッツ・ハンセン社に約1年間勤め、その間に重要なチェアのプロトタイプを数多くデザインしています。 1955年よりケアホルムは、家具メーカー、アイヴィン・コル・クリステンセン社との関係をスタートさせ、その協力は1980年にケアホルムが51歳の若さで亡くなるまで続きました。1982年にフリッツ・ハンセン社は、1951年から67年の間に開発された「ケアホルム・コレクション」の製造と販売を引き継ぐこととなりました。繊細なディテールと独特のオーラをもつその作品たちは今も多くの人々を惹きつけています。
 
ルックブック:ポール・ケアホルム