仕様
PK25™
ポール・ケアホルム (1951年)
1951年、ポール・ケアホルムはコペンハーゲンの美術工芸学校での卒業制作としてPK25™をデザインしました。「エレメントチェア」としても知られるPK25は、若きケアホルムの一般的な工業素材に対する熱意を感じる重要な例といえます。ケアホルムは椅子に用いる素材をそれぞれの部位に一種類と限定、結果としてこの椅子の特徴といえるジョイントや継ぎ目のないアーチ状に曲げた一片のスチールでフォルムを作り上げるに至りました。
PK25のシート部はナチュラルまたはブラックの麻ひも、ベースはマットクローム・スプリングスチールです。
ルックブック:ポール・ケアホルム
ポール・ケアホルムは、家具職人としての修業を受けた後、デンマーク美術工芸スクールで学びました。建築素材に強い関心を持っていた彼は、家具の素材としては当時まだ一般的ではなかったスチールも、木などと同様、芸術的な繊細さをもつ天然素材であると考えました。 卒業後はフリッツ・ハンセン社に約1年間勤め、その間に重要なチェアのプロトタイプを数多くデザインしています。 1955年よりケアホルムは、家具メーカー、アイヴィン・コル・クリステンセン社との関係をスタートさせ、その協力は1980年にケアホルムが51歳の若さで亡くなるまで続きました。1982年にフリッツ・ハンセン社は、1951年から67年の間に開発された「ケアホルム・コレクション」の製造と販売を引き継ぐこととなりました。繊細なディテールと独特のオーラをもつその作品たちは今も多くの人々を惹きつけています。
ルックブック:ポール・ケアホルム





