リビングルーム

リビングルームは、家族やゲストが集まってリラックスしたり会話を楽しんだりするための場所です。フリッツ・ハンセンでは、スタイルとムード、居心地の良さへのこだわり、機能性というすべての要素が欠かせない理想のリビングルームを叶えるための家具や照明、アクセサリー小物を豊富にご用意しています。


PLAYFUL SCULPTURE

卓越したクラフツマンシップが光る、オブジェとしても美しいロッキングホースは、ご自宅に彫刻のような表情を届けると同時に、クラフトの歴史を象徴するプロダクトです。遊び心を感じさせるロッキングホースは、1946年当時に成形合板を使った椅子づくりの限界を押し広げようとしていたクラフツマンシップを象徴しています。アルネ・ヤコブセンによるアリンコチェア(1952年)やセブンチェア(1955年)が生まれる前の年代のアーカイブから発掘され、このプロダクトの制作のきっかけとなったスケッチは、デザイン業界とフリッツ・ハンセンの両方にとって、成形合板を使った製品が大きな意味を成す時代を迎えていたことを示しています。

軽やかでミニマルなポール・ケアホルムのPK4™ラウンジチェアが、リビングルームにいまの時代ならではのリラックスしたエレガンスを届けます。圧倒的な美しさのデザインが目を引くPK4™は、スチールと麻ひもが織りなす軽やかでミニマルな表情を通じて唯一無二の美しさを表現しています。PK4™は、アートとデザインが交差する場所というケアホルムの先見性に満ちたアプローチを見事に体現するプロダクトです。1952年にデザインされた当時は、ケアホルムの家族や友人のためにつくられた特別なラウンジチェアでした。

1本の麻ひもと7本のスチールパイプからなるひとつのフレームというふたつの素材で構成されるPK4™は、ブラック粉体塗装スチールとナチュラル色の麻ひも、ステンレススチールとナチュラル色の麻ひも、ステンレススチールとブラックの麻ひもの3種類展開です。ワンランク上の座り心地の良さをご希望の場合は、ナチュラルキャンバス、ブラックキャンバス、ブラックグレースレザーの3種類展開のクッションの中からお好きなものをお選びください。

トレイテーブル

1958年にデザインされたオークのトレイテーブルは、その美しい形と軽さ、使い勝手の良さとともに普段使いにぴったりのクラシックなエレガンスと実用性を体現しています。モダンな住まいはもちろん、クラシックな住まいにもよく合うトレイテーブルは、トレイとしても、折りたたみ式のテーブルとしても活躍するため、リビングルームに機能性と美しさを添えてくれます。1958年にデザインされた当時は、フリッツ・ハンセンの社員のために特別にデザインされたものでしたが、オーガニックな形と軽さ、先端に向かって細くなる脚のデザインが人気を博したため、製品化が決定しました。さまざまなシーンで活躍するトレイテーブルは、現在直径60センチと直径45センチの2サイズ展開で、色はオークとブラックカラードオークの2色展開です。

ファウスケ大理石

氷に閉ざされた北極圏の海のような繊細な輝きと独特なテクスチャーが特徴のファウスケ大理石は、魅惑的な見た目と感覚を備えています。北極圏にほど近いノルウェーのファウスケという街を原産地とするこの大理石は、当時ケアホルムが使っていたスカンジナビア原産の大理石を想起させます。ファウスケ大理石は、アイコニックで美しいPK61™コーヒーテーブルをはじめ、ポール・ケアホルム コレクションの大理石を使用したすべてのテーブルの素材としてお選びいただけます。

カイザー・イデル

受賞歴を誇るカイザー・イデルの照明は、モダニズムを象徴する幾何学的な形を使ってエレガントなデザインを創出するデザイナーのクリスチャン・デルの手腕を示しています。高貴なバウハウスデザインのアイコンとして有名なカイザー・イデルは、卓越した素材選びと緻密なエンジニアリングの賜物なのです。そんなカイザー・イデルの照明コレクションのために、フリッツ・ハンセンでは新色のオリーブグリーンとベネチアンレッドを含む、カルラ・ソッツァーニがフリッツ・ハンセンと共同でキュレーションを務めた美しいカラーパレットを展開しています。